感染の危険は常に考えておかなければならない問題です。
体内物質に触れることは非常に危険であり、保護バリアーなしで患者の体内物質に触れることは絶対に避けるべきです。
救助者となりうる人は日頃からグローブや保護バリアーを携帯することをお勧めします。
B型肝炎ウィルスは感染力の強いウィルスです。症状が出ていなくても感染者は感染させる力がある事を認識すべきでしょう。
また、B型肝炎を予防するワクチンはすでに開発されていますので、感染の危険のあるかたは予防接種を受けるべきでしょう。
C型肝炎ウィルスの感染力はB型肝炎ウィルスに比べると弱いですが、感染力がある事にかわりありません。
現在、C型肝炎に対するワクチンはありません。
HIVウィルスは免疫機能を大幅に低下させます。その結果、エイズ(AIDS)を発症させます。
感染力は非常に弱いのですが、治療法がいまだ確立されていないため発症すると死に至ります。
しかし最近は薬の使用により寿命が大幅に伸びています。
HIVに感染した恐れがある場合、すぐに短期治療措置(PEP)を行うことにより、感染のリスクを大幅に低減することが可能です。
性病・性行為感染症とは、性行為で感染するすべての感染症を指し、現在では30種以上の原因微生物の存在が明らかになっています。
原因微生物としては、梅毒、淋病の原因となる細菌類、尿道炎、子宮頚管炎の原因となるマイコプラズマ、クラミジア性病・性感染症、性器ヘルペス、ソケイリンパ肉芽腫症、軟性下疳、トリコモナス感染症、毛じらみ、カンジダ腟炎、疥癬、尖圭コンジローム、B型肝炎、エイズの原因となるウイルスがあげられ、また原虫、かび、寄生虫が原因となることもあります。
これらの病気の恐ろしいところは、自分だけがいくら予防につとめても、相手が感染している場合はうつされる可能性があるということです。少しでも異常があった場合は、恥ずかしがらずにパートナーと共に治療を受けることをお勧めいたします。
あなたはパートナーの事を信頼し愛しているでしょう、しかしパートナーの前の交際相手まで信頼することができますか?